【2025年11月更新】
参列者数名から親戚・知人が参列の葬儀・家族葬まで
直葬・火葬式・一日葬・二日葬・自宅葬に対応

葬儀の知識

貝塚市|生活保護の葬儀|福祉葬・民生葬

一級葬祭ディレクター/中原優仁【記事監修】厚生労働省認定
一級葬祭ディレクター/中原優仁

貝塚市で生活保護を受給されている方へ

貝塚市において生活保護を受給されている方が葬儀の喪主(施主)となる場合、貝塚市が葬儀費用を負担してくれます。

この制度を「葬祭扶助(そうさいふじょ)」といい、こちらで詳しくご案内申し上げます。

生活保護の葬儀について

生活保護受給者が葬儀を行う場合、貝塚市より葬儀費用を全額負担してくれます。

葬儀内容については原則として必要最小限度の内容で「直葬」や「火葬式」の形式で葬儀を行います。

直葬とは決まった儀式を行わず、ホールから貝塚市営斎場へと向かい火葬を行う形式です。火葬式は葬儀社によってサービス内容が異なりますが、直葬よりゆっくりとお別れができたり、付属物品が充実していたりします。

弊社ではお別れ用の花束が付属していたりなど内容が充実しておりますが、葬儀社が決まっている場合は葬儀の流れやサービス内容をよく確認しておきましょう。

必要最小限度の内容とは

基本的に葬儀社も追加費用をいただくことはありません。

病院や施設などへのお迎え用寝台車や貝塚市営斎場への出棺用霊柩車、ドライアイス(3日分)、お棺(桐平棺)、納棺の儀式で必要な物品(仏衣や綿花など)、お骨壺(本骨壺)、出棺用花束などなど葬儀社によって異なりますが弊社では上記の物品やサービス内容は全て付属しております。

禁止事項

葬祭扶助を受ける場合には禁止事項があったりします。

  • 葬儀費用の一部として使用する。
  • 生花祭壇等を飾ってはいけない。
  • お坊さんを呼ぶ。

などは行えず、葬儀費用を工面することが難しい場合にのみ適用されます。しかし、親戚や知人にお坊さんがおり、御布施などを支払う必要がない場合は問題ないといえます。

要するに支給金額以上の葬儀を行うということは難しくなります。

葬祭補助の受給について

葬儀費用の受給は基本的に葬儀社が貝塚市役所より受け取ります。申請を行ったあとは葬儀社と市役所とのやりとりになります。

お客様の口座に振り込まれたり、費用を受け取ったりということではありません。

葬祭扶助の条件について

葬祭扶助制度を受ける際には条件があります。

原則として「喪主(施主)」を務めるものが生活保護を受給されている場合に限ります。

一部例外はありますが、亡くなった方が生活保護を受給しており、喪主(施主)がそうでない場合は葬祭扶助制度が適用されませんのでご注意を。

申請方法について

お亡くなりになられた場合、担当のケースワーカーさんや「健康福祉部 生活福祉課」にて申請を行います。

基本的に葬儀を行う前に申請を行わないといけませんが、土・日・祝日など、ケースワーカーさんや貝塚市役所にて手続きを行えない場合は葬儀後にその旨を伝え手続きを行えば問題ありません。

実は例外もある?

生活保護を受給していなくても葬儀費用を工面することが難しい場合、適用されるケースもごくごく一部あったりします。

本当に稀ですが

  • 預貯金が一切ない。
  • 財産が一切ない。
  • 親戚とも疎遠。

などなど、市役所より調査は入りますが、喪主(施主)が生活保護を受給していなくても自治体が負担してくれるケースもあったりします。

上記に当てはまる場合は貝塚市役所の「健康福祉部 生活福祉課」にご相談されてはどうでしょうか?

貝塚市|葬祭扶助まとめ

こちらでは貝塚市において葬祭扶助の葬儀「福祉葬・民生葬」を行う場合の手順や葬儀内容・手続きなどについてご案内させていただきました。

原則として喪主(施主)が生活保護を受給していなければならない、受給金額以上の葬儀は行えない、葬儀費用の一部に充てることはできないなどになります。

生活保護を受給している方は直葬や火葬式という形式にはなりますが、貝塚市が負担してくれますので、ためらわずに申請をしましょう!

ご不明な点がございましたらいつでもご相談ください。

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