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葬儀の知識

葬祭ディレクターの給料は高い!?年収はどれくらい!?

葬祭ディレクターの給料や年収について詳しく解説します。

葬祭ディレクター

葬祭ディレクターは厚生労働省認定の「葬祭ディレクター技能審査」という試験に合格すれば取得できる資格です。免許ではないので資格を持っていないと葬祭業に就けないというものではなく、自身のモチベーションを上げたり、就職の際優遇されたり、給与面でも多少異なりますので持っておいて損はありません。

葬祭ディレクターについては上のリンクで具体的に解説しておりますが、こちらでは葬祭ディレクターの給料や年収についてご紹介したいと思います。

また、お金を稼げるのか?稼ぐにはどうすればいいのか?についても記述しておりますので是非さいごまでご覧ください。

葬祭ディレクターの給料や年収はいくら?

コチラでも簡単に記述しておりますが会社によってまちまちです。

求人・転職サイトで記述している額面は総合的に算出した平均値であるため「思っていたより少ない」「思っていたより稼げる」「サイトで記述しているのと同じようなものだった」という意見に分かれるのですが、就職する会社や職場によって全然違います。

Google(グーグル)にて「葬祭ディレクター 年収」のキーワードで調べると、

厚生労働省の「jobtag」によると、葬祭ディレクターの平均給与は381.9万円です。45歳〜49歳にかけて最も年収が高くなる傾向にあります。最も高い平均年収は443.46万円です。引用元:葬祭ジョブ
厚生労働省が調査した「令和4年度賃金構造基本統計調査」によると、葬祭ディレクターの平均年収は、382万円程です。内訳は、月々の給与が約26万。年間賞与や手当が約45万付きます。引用元:スマート葬儀ジョブ

などが上位表示されており「マイナビ転職」さんの上に出ている「葬祭ディレクター募集」をしている葬儀社では初年度年収が390万円~700万円や400万円~1,200万円と記載されています。

これらの平均値をとると「400万円~500万円」程度が平均です。

求人を見る限りでは給料や年収がよさそうだけど実際はそんなに甘くない!

求人サイトや転職サイトで探す場合それを鵜呑みにして「それなら給料が高い方を選ぼう」となるのですがそんなに甘くはありません。

葬祭ディレクターが優遇されているようにみえますが資格を持っているだけで年収がよいには繋がりません。

確かに資格を持っていれば葬儀社に就職や転職する場合に優遇されていたり、資格を持っていることで数万円程度の手当はつくと思いますが、大きく稼ぐには勤続年数や経験を重ね会社からの信頼を得てさらに結果を出すことです。

いっぱい給料を稼ぐにはどうすればいい?

年収400万円~500万円でしたら年数を重ね実務経験を積めば可能ですが、それ以上を目指すとなるとそう簡単にはいきません。

求人・転職サイト「doda(デューダ)」さんを見てみると年収が「~1,000万円」という求人情報があったりします。一見給料がよいように見えますが求人内容や条件をよく見ると簡単に誰でも稼げるような内容ではありません。

  • 「施行件数」
  • 「売り上げ」
  • 「売り上げ成績による手当」

など、営業ノルマや売り上げのインセンティブ(歩合)などが給料に大きく影響してきます。ただ単に労働時間が長かったり残業が多かったり実務をこなすだけではなく、売り上げに貢献し結果を残さないと大きく稼げないのが事実です。

年間1億円の見積もりや売り上げを上げている人と年間1千万円とでは給料や手当が違うのは当然です。残業時間では最低賃金が決まっていますのでそこまで差が出ないケースが多いので稼げるか稼げないかは働いた時間よりも実力と結果次第です。

葬祭ディレクターは一級と二級がありますが、取得したから偉いとか凄いというものではなく「モチベーションを上げるため」「業界を盛り上げるため」といった理由からできた制度です。取ろうと思えば誰でも取れるレベルの資格なので持っているだけでは給与にそこまで直結しないのが事実であります。

しかし、結果を出し功績を残せば年収1,000万円も全くの夢ではないといえるでしょう。また、管理職を目指すというのも一つの方法だといえます。

会社選びも重要です!

現在勤めている会社の給料システムや年収に不満な場合は転職も一つの選択肢です。

「結果をだしているのに思ったより給料が少ない・・・。」というのであれば求人・転職サイトを利用してみたりツテを頼ったりなど自分に合った会社で勤務することも給料を増やすためのよい手段だといえます。

葬祭ディレクターの給料・年収まとめ

こちらでは葬祭ディレクターの給料は高いのか?や年収についてご紹介いたしました。

勤続年数や実務経験を重ねれば年収は400万円~500万円程度が平均相場であり、大きく稼ぐには売り上げに貢献し功績を残すなど実力と結果が重要ということになります。年収1,000万円も夢ではないかもしれません。

また、会社によって待遇が違ったりもするので今の職場に不満であれば求人サイトなどを利用し転職することで給料を上げる一つの方法です。

葬祭ディレクターの資格を持っているだけではそこまで高い給料がもらえるわけではないですが稼げる資格であるといえます。

一級葬祭ディレクター/中原優仁【記事監修】厚生労働省認定
一級葬祭ディレクター/中原優仁

公開日 2024年8月12日|最終更新日 2024年8月14日

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