【2023年3月更新】家族葬自宅葬儀の事ならどんなことでもフローリーにご相談下さい。

家族葬での食事・料理はどんなものを用意すれば良い?

目 次

はじめに

お通夜式や葬儀告別式後、家族や親戚同士で一緒に机やテーブルを囲み、食事をしたことがある・そういう姿を見たことがあるという方は多いと思います。

こちらでは、通夜式、葬儀告別式、法要での食事についてご紹介いたします。

何人分食事を用意すればよいのか?

食事は何人分用意?

お葬式の参列者全ての方に食事を行ってもらうということはほとんどありません。

一般的にはご遺族・ご親族・ご親戚で食事を行い故人様を偲びます。

中には生前からの長い付き合いがあり、家族同然の関係性であった場合は一緒に食事を行うケースもありますが、基本的には親類のみで食事を行うことがほとんどです。

地域によってはお葬式をお手伝いしてくれた自治会の班の方や、隣組の皆様にもお食事を振舞うケースもあります。

打ち合わせの時点である程度の人数を決め、数の変更があればお通夜式に間に合う時間までにその旨を葬儀社や料理屋さんなどに伝えます。

食事の用意は必ず必要?

お通夜式・葬儀告別式・法要での食事の用意は必ず行わなければならないということはありません。

そして家族葬だから準備をしないというのも間違った考えになります。

  • 家族だけのお葬式
  • コロナ禍での会食は怖い

という葬儀形態の変化や、昨今よりの新型コロナウィルス感染症の影響により会食のスタイルも変化しつつあります。

家族のみ(4人~5人)程度であれば改まった会食の席を設けないという方が非常に多く、自分たちで外食したり、自宅で食事を行うというケースが増加しています。

家族葬であっても滅多に集まれないご親戚が10人~20人参列される場合は料理を用意する方も多いです。

現状では「緊急事態宣言」は解除され、新型コロナウィルス感染症が落ち着いているといえど、まだまだ会食はクラスター感染が心配」という意見もよく耳にします。

会食をしたくない、怖いという場合は食事の準備を行わなくても、親類参列者の理解は得れますが生前の感謝の気持ちは伝えたいという場合は、持ち帰り用の食事を用意するというのも一つの方法であり、食事を持ち帰ってもらうというスタイルも増加しています。

一時を思えば親族・親戚で一緒に会食を行うお葬式も少しづつ戻ってきているように感じます。

どうやって食事を準備するのか?

基本的には葬儀社が準備を行ってくれます。

葬儀会館であれば会食室での準備、自宅でのお葬式であればご希望のお部屋にテーブルなどを準備してくれます。

飲み物に関しても葬儀社が準備してくれますので心配ありません。

ただし、葬儀社によっては葬儀社が提携している料理屋さんを利用しなければ会食の準備を行ってくれなかったり、持ち込みでの食事がNGなケースもありますので、打ち合わせの際にしっかりと説明を受けておきましょう。

葬儀社に料理を依頼せず、外食するというケースではどの葬儀社もOKにしている所がほとんどです。

費用が安い理由

当社ではお食事の持ち込み、各自でのご準備、外食するなど、ご自由に行っていただいても問題ありません。

家で葬儀を行う際、会食に必要な机やテーブル、椅子や座布団などがお客様で準備出来ない場合は、こちらで全て行わせていただきますのでご安心下さいませ。

通夜振舞い

通夜振舞い

通夜式に弔問いただいたご親戚や参列者に感謝の気持ちを込めて用意するお食事を、

「通夜振舞い(つやぶるまい)」といい、お食事をしながらお酒を飲み交わし故人様との思い出話などを語り合いながら故人様をお偲びします。

地域性や人によっては通夜振舞いのことを「お斎(おとき)」と呼ぶケースもあります。

葬儀会館であれば会食室や控室などで机やテーブルなどで食事を行いますが、自宅での葬儀であればリビングなどで準備を行います。

中には故人様と一緒に食事をしたいという方も多くいらっしゃり、お棺の近くにテーブルなどを準備し故人様にも食事を供えて一緒に行うというケースもあったりします。

どんな食事内容?

通夜振舞いでは会食をされる場合は桶のお寿司やオードブルなどを皆でつまみ合い、アルコールやソフトドリンクを用意します。料理屋さんによってはサンドイッチやおにぎりなどもあったりします。

コロナ禍で心配ということもありますので、その場合は折詰の握り寿司などを準備し、個々で召し上がるもしくは事情を説明し持ち帰ってもらうという方法があります。

地域性や風習によっては、通夜振舞いは偲ぶ場であることから、あまり豪華な食事を用意せず助六寿司などシンプルなものを準備するということを聞いたことがあります。

費用は品物や飲み物によって変動しますが、一人1,500円~3,000円程度が相場だといえます。

通夜振舞いの流れ

一般的には通夜式後に行いますが、通夜式前に行う場合も稀にあります。

通夜式終了

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会食室に移動

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会食前の喪主挨拶

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会食(通夜振舞い)

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会食後締めの挨拶

通夜式前の食事でも流れは同じになります。

精進揚げ

精進揚げ

お葬式の当日に参列頂いた方に用意する食事を「精進揚げ(しょうじんあげ)」「精進落とし(しょうじんおとし)」といいます。

食事のタイミングとして葬儀告別式・出棺が終わり、骨上げまでの空き時間に行うことが一般的です。

葬儀告別式終了・出棺

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火葬場から一度帰館・帰宅

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会食(精進揚げ)

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骨上げ(収骨)

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初七日法要

食事の流れは喪主様の食事前の挨拶~会食~締めの挨拶と通夜振舞いと同じになります。

食事内容について

食事の内容は通夜振舞いとは異なり、一人一人に分かれた懐石料理や御膳料理を準備するのが一般的です。

こちらも葬儀社に料理を依頼すれば会食室や自宅にて精進揚げの準備を全て準備を行ってくれます。

予算面では飲み物を含めて、一人5,000円~8,000円程度が相場になります。

法要での食事は?

葬儀後の大切な法事には

  • 初七日法要
  • 二七日(ふたなのか)~六七日(むなのか)の七日参り
  • 満中陰(四十九日)法要 
  • 100箇日法要
  • 一周忌法要
  • 三回忌法要

などがあります。

昨今では、初七日法要は当日に行う事がほとんどになっていますので、当日に二回食事を用意するということはほとんどありませんが、特に「四十九日法要」「一周忌法要」では親戚が集まるというケースが未だに多かったりします。

家族葬の増加により、法事も家族だけで行うというケースが多くなっているため改まった会食の席を準備される方も少なくなっています。

法事での食事の準備には時間がある場合が多いので、葬儀会館での法事であれば必要なら葬儀社が準備してくれますが、自宅での法事の場合は自分たちで用意を行ったり、近くのお寿司屋さんなどに予約をして食事を行っても問題ありません。

当社では自宅での法要のお食事もご準備させていただいております。

お葬式後に今後の法要についてご家族・ご親戚ともに話し合い、滅多に集まれない親戚の皆様が法要に参加してくれるという場合は食事を準備することが丁寧であり、大人のマナーでもあり、感謝の気持ちも伝わるかと思います。

まとめ

こちらではお葬式での食事の在り方や準備の仕方、食事内容などについてご紹介させていただきました。

葬儀では食事に関わらずどんどんと本来の姿が省略され簡素化してきています。

時代の流れや人の考え方も変わりつつありますので仕方が無いのですが、滅多に集まれない方が葬儀に参加されるなら料理の準備はしておいた方がよいといえます。

感謝の気持ちとなりますから、良い料理を準備する必要は無く、故人様の思い出話を語り合え偲べる場を作るというのが会食の目的となります。

そして、新型コロナウィルス感染症もまだまだ終息はしないでしょうから、一緒に会食するということは心配という声もまだまだ多いので難しいといえます。

公開日 2021年12月25日|最終更新日 2021年12月25日

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