一級葬祭ディレクター/中原優仁 |
目次
葬祭ディレクター技能審査の合格率と難易度について
葬祭ディレクター技能審査は、葬儀に関する専門知識と実務能力を有していることを証明する資格です。
これから受験を検討している方や、葬儀社選びの参考として資格について調べている方の中には、
合格率はどれくらいなのか
難しい資格なのか
取得する価値はあるのか
などなどと気になっている方も多いのではないでしょうか。
こちらの記事では、葬祭ディレクター技能審査の合格率に注目し、資格の難易度や評価について分かりやすく解説します。
葬祭ディレクター技能審査の合格率はどのくらい?
試験内容についてはこちらで解説していますが、葬祭ディレクター技能審査には、2級と1級があります。
それぞれの合格率は直近十年で以下の通りです。
| 1級葬祭ディレクター | |
| 平成25年 | 58.5% |
| 平成26年 | 52.9% |
| 平成27年 | 65.2% |
| 平成28年 | 43.3% |
| 平成29年 | 69.5% |
| 平成30年 | 65.2% |
| 令和1年 | 63.7% |
| 令和3年 | 63.4% |
| 令和4年 | 65.9% |
| 令和5年 | 67.6% |
| 2級葬祭ディレクター | |
| 平成25年 | 66.7% |
| 平成26年 | 72.3% |
| 平成27年 | 75.1% |
| 平成28年 | 58.0% |
| 平成29年 | 78.7% |
| 平成30年 | 72.5% |
| 令和1年 | 75.1% |
| 令和3年 | 69.6% |
| 令和4年 | 75.1% |
| 令和5年 | 75.5% |
※葬祭ディレクターのHPを参照にしています。
- 1級おおよそ43%~67%(平均61.52%)
- 2級おおよそ58%~78%(平均71.86%)
となります。令和2年はコロナ禍で試験は行われておりません。
極端に合格率が低い年度もありますが、昨今では毎年大きく変わることは少なく、一定の水準で推移しています。
1級も2級も過半数以上は合格していることから、難易度はそこまで高くなく落とすための試験ではないことが伺えます。
1級と2級の差が10%前後ということを踏まえると、1級の難易度も決して高くないと言えます。
合格率から見る葬祭ディレクター資格の難易度
葬祭ディレクター技能審査は、誰でも簡単に取得できる資格ではありません。
しかし、私が受験した経験上、筆記試験はひたすら暗記をすれば問題無く、実技試験は練習を一生懸命行えば取得できる内容となっております。
受験するための資格が2級が実務経験2年以上、1級が5年以上もしくは2級合格後2年以上の経験者となり、葬儀社に勤めていれば難易度はそこまで高くないといえます。
合格率が比較的高い資格である理由
葬祭ディレクター技能審査は、他の国家資格や専門資格と比べると、合格率は比較的高めに推移しています。
これは、誰でも受験できる資格ではなく、一定の実務経験を積んだ人が受験対象となっているためです。
受験資格の段階で経験者に絞られていることから、基礎的な知識や現場理解を持った人が多く、結果として合格率が安定しているといえます。
試験対策さえしっかりと行えば葬儀実務経験者であれば合格できるというシステムです。
試験内容や仕事内容については、別の記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
合格率が示す「資格としての価値」
葬祭ディレクター技能審査の合格率は比較的高めですが、葬儀業界内では一定の評価を受けている資格です。
- 給与UPに繋がる
- 業界内での転職に有利
この2点が大きいのですが、何より有資格者の仕事に対してのモチベーションにも繋がるといえます。
葬祭ディレクター技能審査は元々、大手葬儀社に実務も知識も負けないようにと立ち上げられた資格となりますので、何とか試験対策をして合格してもらってモチベーションをあげてもらい葬儀業界を盛り上げていこうということが合格率にも反映されているのです。
葬儀社を選ぶ際、葬祭ディレクター資格の有無を確認することで、安心材料の一つとすることができます。
まとめ|葬祭ディレクターの合格率を知る意味
葬祭ディレクター技能審査の合格率は直近10年で、
- 1級おおよそ43%~67%(平均61.52%)
- 2級おおよそ58%~78%(平均71.86%)
となり、決して敷居が高い資格ではありません。
合格率を知ることで、資格の難易度や価値を客観的に理解することができます。
受験を検討している方にとっては目安となり、葬儀を依頼する立場の方にとっては、葬儀社選びの参考情報の一つとなるでしょう。
さいごに、受験を考えている方に対しては試験対策をしっかり行えば決して難易度は高くないので、ぜひ一人でも多く資格を取得し葬儀業界を盛り上げていきましょう。










