【2024年12月更新】
参列者1名のお葬式から親戚・知人が参列の家族葬まで
直葬・火葬式・一日葬・二日葬・自宅葬に対応

葬儀の知識

「葬儀式をしない・したくない」「通夜式・告別式を行わない」は可能なのか?

はじめに

昨今では、

  • 「葬儀はこじんまりで良い」
  • 「お葬式は小さくて良い」
  • 「葬式にお金をかけたくない」

という方が多く「家族葬」が主流になっていますが、

  • 「葬儀をしない」
  • 「お葬式をしたくない」
  • 「通夜式は行わない」

という声を聞いたりもします。

そんな事は可能なのか?についてご紹介いたします。

お葬式と葬儀式の言葉の違いについて

コトバンクさんで調べてみると、

葬式葬儀式
死者を葬(ほうむ)る儀式死を悼み死体を葬る儀式

とあり、同じような意味合いになっており、どちらにも具体的な意味や定義などは書かれておりません。

世間一般的には、「お葬式」という言葉はそこまで堅苦しくない言い方ということから、「お通夜・葬儀告別式・火葬・初七日法要」までの全体の儀式という意味合いがあり、比較的広範囲をさす言葉となります。

「葬儀式」においては、ご家族・ご親戚で故人を偲び、宗教者を呼んで決まった儀式を行うという少し形式ばった意味合いです。

無宗教では「葬儀式」という堅苦しい言い方よりは、「お葬式」という言葉の方がしっくり来るかと思います。

通夜式告別式
葬儀式・告別式の前夜に行われる儀式です。ご遺族やご親戚以外の知人や友人・会社関係の方など、故人様と縁がある人たちがお別れを行うこと。

お葬式を近親者のみで行い、葬儀後に一般の参列者を招いて故人様を弔う行事を「お別れの会」や「偲ぶ会」と呼びますが、こちらは「告別式」だといえます。

お通夜という言葉はほとんどの宗教・宗派で使われますが「お通夜式」となるとニュアンスが違ってくると思います。

葬儀をしない・したくないは可能か?

可能ですが、火葬は行わないといけません。

日本においての埋葬方法は火葬を行ってからお墓や寺院などに遺骨を納める形式がほぼ100%を締めていますので、何もせずに放置ということは無理になります。

結局は葬儀社に依頼をしなければなりません。

葬儀社に頼らず自分たちでお葬式を行うというのも少し難しいといえます。

しかし、上記の「葬儀式」、宗教者を呼んで決まった儀式を行う必要や義務はありません。

どういう事かと言うと、「葬儀式」をしたくない場合、「直葬」「火葬式」という火葬だけを目的としたお葬式を行えば良いということになります。

ということは、葬儀式を行わず火葬のみを行うことが希望であれば、いかに費用が安くサービス内容が他社と同じ葬儀社を探すという事が必要になってきます。

葬儀やお葬式にはどうしても、

  • 葬儀費用が高いイメージ
  • 宗教に興味が無い
  • 葬儀屋は人の死を商売にしている

など、他にもさまざまな理由があるとは思いますが、あまり良いイメージを持っていない方も多くいらっしゃいます。

そうなると、、、

  • 事前相談
  • 事前見積もり

などの「終活」を行うことが大切になってきます。

また、葬儀式をしない・したくないという考えがあれば遺言書やエンディングノートなどに書いておかないと、周りの方が分からない可能性がありますのでご注意下さい。

「終活」とは生前に死と向き合い、葬儀について考え自分らしい最期を迎えるための準備です。

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通夜式・告別式をしないのは?

昨今では通夜式を行わない「一日葬」という形式も増加しております。

通夜では宗教者を呼んで決まった儀式は行わず、家族や親類のみで過ごし葬儀告別式だけを行うという形式です。

そして、親類以外の参列者を呼んでの告別式も必ず行う必要はありません。近年では家族葬を更に小さくした家族のみのお葬式も増えていますので問題はありません。

そうなると、葬儀社の会館を借りてお葬式を行うより、自宅にて葬儀・出棺・火葬を行うことで費用も抑えることが出来ますし、故人様とゆっくり最期のお時間を持てたりします。

会館でお葬式を行うと、どうしても式場使用料が必要となりますので、5万円~10万円程度の費用が余計に掛かって来ます。

メリット・デメリット

葬儀式や通夜式・告別式を行わない場合に予想されるメリットやデメリットをご紹介いたします。

メリット

  • 費用を抑える事が出来る
  • 家族や親戚に負担を掛けない

デメリット

  • 家族以外の親戚から反感を買う
  • 生前に誰かに伝えておかないと通常の葬儀になる場合がある。
  • 知人や友人から葬儀に行きたかった・・・などの声があったりする。

費用が安いというのはメリットではありますが、「お葬式に参列し最期のお別れをしたかった」「そっけなく寂しい」などという周りからの声があったり、内情を知らない他の親戚が残されたご家族に対して「親不幸だ・・・」と取るケースもありますので、事前にご家族やご親戚と良く話し合うことが大切だといえます。

まとめ

こちらではお葬式・葬儀を行わない・行いたくないということは可能なのか?について、並びにお葬式や葬儀式の違いについてご紹介いたしました。

現状では葬儀式を行わなくてもよいのですが、火葬は行わないといけませんので葬儀社を介すことになります。

そして、葬儀社に「直葬」「火葬式」を依頼するのであれば、事前にご家族や葬儀社にお葬式の相談をした方が、内容面・費用面において、ご希望に限りなく近い葬儀が行えるといえます。

当社に関わらず、どの葬儀社でも24時間365日相談出来たりしますので、お客様に合った葬儀社を探してみてはいかがでしょうか?

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